2019年06月05日

赤ちゃんが母乳を飲むことの意義 その3



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母乳はさまざまなものの影響を受けて、

その質は常に変化しており、

その乳質の変化による刺激は、

赤ちゃんの成長の上で、とても大切なものとなります。



ミルクはいつも同じ味です。

メーカーにより味や香りは異なりますし、

多少の温度変化はあるでしょうが、

味わうというより、飲んで満たすという飲み方です。

母乳は、お母さんの体のなかのおっぱいで作らます。

ですから、お母さんを取り巻くすべての事(気候や風土、

体質、体調、ストレス、食生活などなど)の影響を受けて、

1日の中でも、産後の日数でも、いつも同じではなく、

左右のおっぱいでも異なり、母乳の質は常に変化しているのです。

赤ちゃんは、五感をフルに働かせ、

この質の変化している母乳をしっかり味わいながら

飲んでいるのです。


飲みながら、うなる、引っ張る、反り返る、たたく等するときは、

ちょっと文句を言ってるかな・・・ とおもいます。

逆に、目をしっかり開いてこくこく飲むときや、飲み終わって

にこにこ 機嫌よく遊ぶ、おしゃべりするというときは、

満足してると思います。

毎日毎日、1日8〜10回も、授乳のたびにこの刺激を受けながら

飲んでいるのです。



赤ちゃんの脳はすさまじい勢いで日々成長しています。

体も新生児期は体重が1日25〜30g増加するということは、

大人のように脂肪がつくのではなく、

脳、骨、皮膚、内臓、筋肉、血液、神経・・・など

すべての器官が成長しているのです。

1年で、3sの赤ちゃんが9sくらいになり、

ねんねの状態から歩けるくらいに成長します。

おしゃべりもできるようになるし、

ご飯も食べれるようになるという、

すさまじく成長する期間が、この乳児期なのです。


その中で、この母乳を飲むことで得られる非常に多くの刺激は

赤ちゃんの成長の上で、とても意義深いものとなり、

良好な乳質による刺激は、さらに有効に作用するでしょう。



桶谷式はこの乳質をとても大切に考えています。

その為に、授乳は3時間ごとに、食事も高カロリーにならないように、

ちゃんと抱っこして短時間で上手に授乳して、

赤ちゃんが歩くまでしっかり母乳を飲ませて・・・

ということを勧めています。

お母さんも赤ちゃんも調子のいい時は、自然にこのリズムになり、

それがすごく楽な、自然な育児となっていくのです。



posted by fujiwara at 19:25| Comment(0) | 母乳育児