2019年06月18日

赤ちゃんが母乳を飲むことの意義 その4


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母乳は、人工的には絶対作れないものです。


これほど自然で、神秘的で最高の

赤ちゃんを心身ともに育むための

栄養となる物は他にはありません。



お母さんのからだにある乳房の中の、

とてもたくさんの乳腺組織の中で、

お母さんの体を流れる血液が、乳腺の中にも流れ、

その血液を原料にして、

お母さんのからだの様々なホルモンの作用を受け

赤ちゃんがおっぱいを吸う刺激により、

自然に泉のように湧き上がってくるようにして、

母乳は、その時のその赤ちゃんが必要とする成分と

必要な量が、出てくるようになるのです。



母乳の成分を調べて、母乳に近いミルクを作ろうと

企業は研究をして、

ヒト以外の哺乳類の乳に、さまざまな添加物を入れ

製品を作り出します。

しかし、どれだけ技術が進んでも、母乳は作れません。



お母さんの子宮の中にいる時、

赤ちゃんは羊水の中で成長しています。

そして、お口から羊水を飲んで嚥下の練習をしています。

胃腸の中も羊水で守られ、

さまざまな消化器官の機能を成熟させています。

腎臓の機能も、おしっこを出して、成長させています。

肺も、子宮の中では羊水で満たされて成熟させているのです。

生まれてすぐに、肺の中の羊水が排出され、

肺胞が空気でいっぱいに広がり呼吸が始まります。

産声は、人生の第1呼吸となるのです。


生まれてきたばかりの赤ちゃんは、

こんなとってもとってもピュアな体なのです。

そして、おっぱいを飲むことは初めてだけど、

生きるために

おっぱいをまさぐって捕えようとする反射や、

お口に入ったものを吸いつこうとする反射を

ちゃんと持って生まれています。原始反射といいます。

お母さんのおっぱいがすぐそこにあるのですから、

その赤ちゃんにとって、初めてお口にするものは

お母さんのおっぱいであってほしいのです。


お母さんのおっぱいから出てくる母乳は、

そんなピュアな赤ちゃんを守るための、

とても大切な免疫の塊なのです。

1滴でも、なめるだけでも、いいのです。

生まれてすぐから、人工的なたくさんミルクは必要ないですし、

こんなピュアな赤ちゃんの胃腸には負担になります。


赤ちゃんが、少しづつ少しづつ、お母さんの母乳を飲むと

小さな胃から腸へと運ばれ、消化器官が働き始め、

吸収されていきます。

そして、体の様々な機能も成長していきます。




赤ちゃんが産まれると、母乳は出始めますが、

最初からスムーズに、必要な量が出て、

赤ちゃんも上手に飲めるといいのですが、

特に初めてのお子さんの場合は、

なかなか慣れなくて、時間が少しかかることもあるでしょう。

しかし、毎日毎日そうやって母乳を飲ませていると

次第に、授乳のリズムもつかめて、母乳育児が楽に

楽しく、自然にできるようになるのです。



いろいろ情報がたくさんありますが

お母さんも赤ちゃんも、みんな同じではありません。

それぞれ個人差があります。

難しかったり、わからなかったり、不安であったり

困っているなら、お手伝いします。

1人で悩まないで、連絡してくださいね。






posted by fujiwara at 16:51| Comment(0) | 母乳育児
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