2019年04月08日

甥っ子のところに赤ちゃんが産まれた! そして思うこと


31年前私が取り上げた甥っ子が、1昨年結婚し先月末に赤ちゃんが産まれた。

甥っ子が産まれた時も、姉のおっぱいを診て、断乳まで完全母乳で育った。

優しく、賢く、素晴らしい青年になり、そして素敵な女性と結婚した。


彼女とは妊娠中から連絡を取り合い、妊婦生活の事や、育児について助言してきた。

母乳で育てたいといわれ、そして布おむつを使いたいといわれ、自然派の

とても素直な、賢い彼女だと思った。

無事に男児を出産され、入院中に助産師さんにしっかり指導していただき

何とか授乳ができるようになって退院した。

退院後は里帰りもせず、甥っ子が1か月間育休をとって、3人での生活がスタートした。


先週、東京に住む甥っ子の所に行ってきた。

炊事、洗濯、掃除を甥っ子がすべてしているようで、それにも驚いた。

そして、彼女は、乳頭がやや扁平でなかなか吸いつけない赤ちゃんに、一生懸命

おっぱいを飲ませようと頑張っていて、何とか吸わせ、そして搾乳したり、

哺乳瓶で飲ませたり・・・3時間ごとの授乳と、おむつを替えたり、泣く子を抱っこして・・・

夫婦二人で頑張っている姿に心打たれた。

そして、二人はすっかり、お父さんとお母さんになっていた。



近隣との交流もないし、身近にちょっと手伝ってくれる人もいない。

密室での子育てとなり、なかなかほっとできる時がないのではないかと思う。

当院に来ているお母さん方にも、里帰りしない人や、できない人、しない方が楽という人が

最近増えており、今の育児の現実を見て、改めて考えさせられた。

第2子や第3子の産後も同様、いやもっと大変! 上の子がいるので、ゆっくりする間はない

だろう。 

甥っ子のように1か月でも育休が取れればいいが、取れなかったらママが一人で家事・育児を

することになり、産後の回復って何のこと? ということになる。

そうなると、せっかくよく出るおっぱいも、出にくくなったり、トラブルが起こったり

しやすいだろう。ママも心身ともに疲れ果てて楽しい育児ではなくなる。  



何でこんな世の中になったのだろうか? 



人と人が関わり合い、井戸端会議もあちこちでみられ、

子どもたちが元気に外で遊びまわっている光景が、昔の話になってしまった。

情報だけはあふれて、何が自分にとっていい情報なのか解らなくなってしまう。



人の温もりのある関りや環境は、子供が心身ともに成長する過程において、

とても重要なことなのに・・・

何とかして取り戻さなければいけないと思う。

そして、豊かな心を持った人間性のある子供を育てていかねば!



だから、ますます思う。赤ちゃんを母乳で育てよう!



posted by fujiwara at 18:21| Comment(0) | 日記

2019年03月22日

最近感じていること


1960年代から1970年代は、東京オリンピックに始まり、大阪万博と

日本の高度経済成長期で、企業はどんどん発展し、バブルを迎えた。

このころ、出産は自宅出産から病院内出産に代わり、産後も母子別室で

母乳よりミルクの方が栄養価が高いといわれ、ミルクをたくさん飲ませて

大きく育つと表彰されるという赤ちゃんコンクールが行われていた。

そして、母乳栄養率は激減したという過去がある。


今、またそれが繰り返されようとしているように思われ、とても危機感を抱いている。

2020年の東京オリンピックはまもなくです。大阪万博もあります。

そして、ミルク会社は液体ミルクを一斉に販売し始めました。

簡単だ、便利だ、温める必要もない、保存も効く... 

育児に悩むお母さん方にとって、これ以上のものはないと言わないばかりです。



また、最近産院では母乳育児指導より、赤ちゃんの体重増加重視の指導となっているように感じます。

生後1か月に出生時体重より1s増加していないとミルクが足りないといわれ、

必要以上にミルクを飲ませるような指導がされています。

数年前までは、母乳育児を推進していることがうたい文句となっているところも

たくさんありましたが、ずいぶん変わってきました。

体重重視の健診が、逆に母子ともにストレスとなっていることもよく見ています。

母子を取り巻く環境が年々変化し、虐待や産後うつなどの社会問題が重要視されている

事もあるでしょう。


しかし、母乳育児はお母さんを追い込ませてしまうのでしょうか?

母乳育児をすることで、母としての喜び、子供への慈しみもさらに深まり、

母子ともに成長する最も自然なあり方です。

母親のストレスの軽減のため、母乳よりミルクと思われるのでしょうが、

本当は母乳の方がはるかに楽で、健康的で、経済的で、癒しのひと時となるのです。

いろいろな事情があって、母乳育児をしたくてもできない方もおられます。

また、母乳だけでは十分ではない方も多いです。

その為にミルクは必要です。どうぞ、堂々と適量のミルクを飲ませて下さい。



過去のミルク全盛時代から、医師や助産師・保健師や、お母さんたちの地道な働きかけにより、

母乳育児の大切さを伝え、広め、WHOやユニセフなどもそれを認め、世界に広まり、やっと

H27年は日本の母乳栄養率が、1か月児で混合栄養も含め97.5%、3か月児で89.8%となりました。

これが下降することのないようにしたいものです。



このような時代だからこそ、お母さんの素直な気持ちを尊重し、それに寄り添い、

より良い状態となるよう支援していくことが求められていると思います。

簡単なミルクがあればいいのではなく、子育てがしやすい社会にならないと、根本的な改善には

なりません。ご主人も仕事から早く帰り、子供が夜8時までにお風呂から上がって寝れるような生活、

近隣との交流、声掛けも大切です。子供が外で遊べる環境が欲しいです。

公的なサポートも必要でしょう。

ネット情報も上手に使い、振り回されないようにしていただきたいものです。






















posted by fujiwara at 20:03| Comment(0) | 日記

2017年03月03日

春ですね!




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だんだん日差しが暖かくなり、いよいよ春の訪れを感じます。

寒くて引きこもりがちの生活から、春を探しに 公園に出かけたり、お花見の計画をしたり。

しかし・・・  私、なぜかこの1~2年で鼻炎・くしゃみ・目の充血・・・ まさかの花粉症!

数年前までは全く症状はなく、アレルギーはないと思っていました。  

歳をとるにつれ、だんだん体がデリケートになっているような気がします。 逆だと思っていたのに・・・

食事に関しても、自分の体に合わないものが増えてきたように思います。

疲れやいろいろなストレス、環境の変化など、原因もいろいろあるでしょうが、だんだん適応力が

なくなるのでしょうかねぇ・・・

まあ、自分の体に合った生活をしていれば元気でいられるわけだから、

解りやすくなってよかったと思います。

とりあえず、しばらくマスク生活、洗濯は室内干し、布団は外に干さず、外から帰ったらすぐに上着は脱ぐ。

重症ではないので上手く付き合っていきたいと思います。



育児中のお母さま方にも花粉症の方や喘息症状のある方もおられます。

子どもは外に出してあげたいけど、自分はしんどくて出られない。

気分もイライラするし、夜も寝れないし、ついついお菓子を食べてしまう。

子どもは泣くし、なかなか寝てくれないし、夜中たびたび起こされる。

そんなこんなでおっぱいの調子も悪くなり、悪循環になりやすいです。

お料理や手芸や読書が気分転換になる方はお家でも過ごせますが、活動的な方は出かけないと

煮え詰まってしまいます。

実家、友人宅、オープンスペース、サークル活動、ショッピングモール、図書館、スポーツセンター・・・

ひとりカフェ、ひとりカラオケ・・・

授乳中でも使える鼻炎用の内服薬もありますし、点鼻薬、点眼薬も使えます。

外出時はマスク、メガネ、コート、帽子などを使って、帰宅時は着替え、うがい、洗顔し、

水分補給をし、また発酵食品を摂って免疫力を高め、上手に付き合っていきましょう。










posted by fujiwara at 00:59| Comment(0) | 日記